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小さいパーツの剥がれ対策にラフト

小さな造形がプレートから剥がれやすいときのラフト運用。全般ではなく OBJ 単位で必要なパーツだけに付ける現場メモ。

小さいパーツの剥がれ対策にラフト

小さいパーツは、印刷の途中でプレートから剥がれやすいです。ノリを塗る手もありますが、ラフトを使うと剥がれや反りにかなり強くなります。

ラフトの上に乗った細いパーツのスライスプレビュー
接触面積が小さいパーツでも、ラフトで足場を広げた例

いつ使うか

  • 接地面が細い/小さい
  • 順調に印刷していたのに途中で剥がれた
  • 反りが出やすい

全部のオブジェクトにラフトを付けると、フィラメント消費と印刷時間が増えます。必要なパーツだけに付けるのがおすすめです。

付け方のコツ:全般ではなく OBJ

設定を 「全般」ではなく「OBJ」 に切り替えてから、対象パーツだけラフトをオンにします。

プロセスをOBJに切り替えた画面
プロセスを OBJ に切り替えて、パーツ単位で設定する
Tip

プレート全体にラフトをかけない。剥がれやすい子だけ指定するのがおすすめ。

設定の目安

ラフトの積層数や、本体とのすき間(接触面の Z 間隔)は機種・フィラメントで変わりますが、一例として次のような値から入ることが多いです。

ラフト3積層・接触面Z間隔0.1mmの設定画面
例: ラフト 3 積層/接触面 Z 間隔 0.1mm
項目メモ
ラフト3 積層薄すぎると足場が弱い/厚すぎると剥がしにくい
ラフト接触面 Z 間隔0.1mm近すぎると取れない、遠すぎると密着が弱い

ちょうどよい間隔は「剥がしやすいのに、印刷中はしっかり乗る」あたりを狙います。取れなければ少し広げ、途中で剥がれるなら狭める/積層を足す、の調整になります。

注意

ラフトがあると底面の仕上がりは変わります。見せたい底面があるパーツでは、向きや別の密着手段(ブリム・ノリなど)も検討すると良いと思います。

さいごに

個人的な感覚としては純正フィラメントは剥がれにくいですが、ELEGOO のフィラメントは剥がれやすいです。(なのでサポートの除去は ELEGOO の方がしやすい)
怪しいものは最初から OBJ 単位でラフトを付けておくと安心です。

夜市のミニフィギュアのような小さい景品も、この設定で安定して出せました → 【出展レポート】わしづ駅前ちょこっと夜市

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